改造については個人の責任においてお願いいたします。

 

車間短縮ナックルカプラー(28-187)を、２軸車掌車のヨ8000 (KATO 8022)に取付け加工

【まずは完成】

カプラー高の確認

申し分ない (^_^)　ジャスト

【使用する材料】

• 車間短縮ナックルカプラー(28-187)
• アメリカ型用ナックルカプラ(028088)のカプラポケット
• カプラースプリング

車間短縮ナックルカプラー 黒 （ボギー貨車用）20個入 (28-187)

販売価格(税込)　：864円
販売価格(税抜)　：800円

【改善点】

２軸貨車においても車間改善によりリアル化

今回一番の利点：

カプラーポケット後部の窓アキが小さいため、カプラースプリングの逸脱がない

右 ：貨車標準のカプラーポケット
中 ：アメリカ型用ナックルカプラー付属カプラーポケット
左 ：スタンダードゲージ

【加工】

画像を順番に見ていただくだけでご理解いただけるだろう

アメリカ型用ナックルカプラ(028088)のカプラーポケットの加工

むずかしい加工はない
車掌の場合、２点だけ神経を集中する箇所がある

(1) アメリカ型用ナックルカプラ(028088) カプラーポケットの加工
(2) 車掌車デッキ部の加工

で、ある

(0) 分解

まずは分解

(1) アメリカ型用ナックルカプラ(028088) カプラーポケットの加工

a) まずは、加工前の状態

b) 中央のピンをデザインナイフで切断

c) 切断した部分をツライチに加工、引っ掛かりをなくす

d) カプラーポケット、ナックルの首振りサイド（開口部）は45°で削り、ナックル可動部の拡大を図る

(車間短縮ナックルカプラーが首を振らなくてもよいなら、以下、省略可)

こんな感じでスタンバイ

   

(2) 台枠部の連結器部分の加工

カプラーポケットを取り付けた際、どうしても、ナックルカプラーが引っかかる。
カプラー首振りのために、可動域の確保で、45°角程度で削除
ニッパで爪を切るような感覚で、パチン パチンッと切るだけのお手軽加工

加工前

加工後

カプラーポケットを取付け

(3) 車掌車デッキ妻面の加工

 
デッキ部パーツと、車間短縮ナックルカプラー(28-187)が、干渉するので削り加工

画像の通りに加工

前後で比較

 

 

加工が雑！　連結すれば見えない。　大胆にいこう。
このPOMは硬い！　デザインナイフでは太刀打ちできない。
ヤスリで対応

台枠とデッキをつけて、ナックル首振り確認

動作確認は確実に丁寧に

この、加工をしているときの顛末
組み立て後、首振りチェックをするが、どうも引っかかる。　カプラーも斜めに向いている。
何回やっても復元しない。　何かが引っかかる。　何かが、おかしい・・・
・・・と、言うことで、カプラーポケットを台枠から外し状況把握。　そうすると、カプラーポケットの中にバリが残っていた。　急げば急ぐほど手数を抜く。　思わぬところでハマッタ雑談

 

組み立てれば完成

こんな感じになる

 

（注）　妻面カプラー付近開口部の、切除の大きさは、現物合わせである

追記 2014.06.22
KATOアメリカ型用ナックルカプラ(028088)の代替→KATOマグネティックナックルカプラーOS(28-088)